*はじめに

友人に薬膳の話をすると、「薬膳はからだに良さそう。何を食べたらいいの?」と良く聞かれます。

私も勉強するまでは全く同じことを思っていたので、その気持ちが良くわかります。

中医大へ入学してわかったのですが、実は何を食べたらいいのか(正確にはどんな食材を食べたらいいのか

です)については、一番最後に学ぶようになっていました。

先生に理由を質問すると「薬膳は中国伝統医学(中医学)が根本にあります。その中医学を学んでからでなければ、食材には進めません。きちんと学んでいないと、とんでもない薬膳になってしまうからです」とおっしゃいました。

学んでいく中でわかったことは、〇〇を食べたらいい(食材は〇〇です)ということにたどり着くための根拠が中医学でした。中医学を学んでからですといわれた意味がとても良く分かったものです。

 

私の経験で感じたことは、薬膳というと何を食べたらいいのかを知りたいと思うということです。

対して薬膳を勉強しましょうとなると、食材ではなく、中医学を学ぶことになるということです。

中医学を勉強するには相当の時間がかかります。その時間を経て、やっと食材にたどり着くのです。

時間が取れない場合には、それは難しいというものです。

 

そこで白檀では、先に食材について学べるクラスをつくりました。

中医大での4年間の学びの中から、忙しい毎日でもすぐに活用できるように内容を厳選し、本当に必要なものだけをまとめました。

 

テキストはまだ文字を学んでいないお子さまとも一緒に楽しめるようにオールカラーで写真をふんだんに使っています。

 

中医学を学んでみたいと思われた方は「理論クラス」へおすすみください。

理論クラスを修了された方は、認定講師への道も拓けています。

*薬膳とは

食材に備わっている効能を活用し、目的に合わせて作る料理のことです。

薬膳と聞いて何をイメージされますか?

特別な生薬を使用した料理というイメージでしょうか。

そのような料理もありますが、普段スーパーで購入している食材だけで作った料理も薬膳料理になります。

 

昔から食材には、薬と同じような効能があると考えられてきました。(食薬ともいいます)

そこで目的によって食材を選び、活用してきました。

 

例えば、健康で過ごすためのからだのバランスを整える食材。

また、体質・季節・体調それぞれに適した食材があります。

 

よって、薬膳で大切なことは「食材を見つめる視点」です。

 

このレッスンでは、食材一つひとつにどんな意味や効能があるのかを学びます。

その上で、目的ごとにどう活用するのかを学びます。

 

料理を作れない時などは、目的の食材が入っているものを選ぶだけでもからだは充分整います。

 

こどもは成長段階ごとにそれぞれ特徴がありますが、どの成長段階でも共通する食材の選び方があります。

 

すぐに使えてずっと役に立つ薬膳について学んでみませんか?

1.入門クラス 

🍀薬膳の視点から見たこどもの特徴 

*カリキュラム*

1.はじめに 

2.受講してくださる皆さまへ

3.こどものための薬膳

 学習のすすめかた

4.薬膳とは

5.薬膳の視点から見たこどもの特徴

6.臓腑について

7.薬膳での年齢区分

8.年齢区分ごとの特徴

                      


2.初級クラス 

🍀薬膳の基本 からだのバランスを整える薬膳

🍀テキストはオールカラーで100ページ以上

 324品目の食材について学びます

 

🍀食材の選出基準

 文部科学省日本食品成分表2020年版(八訂)掲載(202401時点で最新のもの)

 18食品群2478品目から日常生活で良く使用されている17食品群324品目を選出しました

 

*目的

こどもの健康を築く食生活はどんな食事が良いのかを知ること

 

*結論

食物の性質を知り、食材を使い分けること。

 

*学ぶこと

・食材の性質と活用方法

・食材のバランス

 

*カリキュラム*

1.こどものための薬膳について

2.薬膳とは

3.食物について

 ・食物の性質・食物のバランス

4.食物種類区分ごとの解説

4-1.穀類

4-2.いも及びでんぷん類

4-3.砂糖及び甘味類

4-4.豆類

4-5.種実類

4-6.野菜類

4-7.果実類

4-8.きのこ類

4-9.藻類

4-10.魚介類

4-10-1.魚介類

4-10-2.貝類

4-10-3.えび・かに類

4-11.肉類

4-12.卵類

4-13.乳類

4-14.油脂類

4-15.嗜好飲料類

4-15-1.非アルコール類

4-16.調味料類

4-17.香辛料類

                     


2-1.初級クラステスト 

オンラインで実施します

資格認定証を発行します(PDF)

資格更新料はかかりません


3.中級クラス

🍀季節の薬膳(春・梅雨・夏・秋・冬)

🍀テキストはオールカラーで100ページ以上

 178品目の食材について学びます

 

🍀食材の選出基準

 文部科学省日本食品成分表2020年版(八訂)掲載(202401時点で最新のもの)

 18食品群2478品目から季節の薬膳で活用できる178品目を選出しました

 

*目的

こどもの健康を築く食生活はどんな食事が良いのかを知ること

 

*結論

季節と目的によって食材を使い分けること

 

*学ぶこと

・季節の特徴と体に対する影響

・対応する食材

 

*カリキュラム*

1.春

1-1.春について

・春の期間

・春の特徴

・春の薬膳

1-2.食材の紹介

 

2.梅雨

2-1.梅雨について

・梅雨の期間

・梅雨の特徴

・梅雨の薬膳

2-2.食材の紹介

 

3.夏

3-1.夏について

・夏の期間

・夏の特徴

・夏の薬膳

3-2.食材の紹介

 

4.秋

4-1.秋について

・秋の期間

・秋の特徴

・秋の薬膳

4-2.食材の紹介

 

5.冬

5-1.冬について

・冬の期間

・冬の特徴

・冬の薬膳

5-2.食材の紹介

                    


3-1.中級クラステスト 

オンラインで実施します

資格認定証を発行します(PDF)

資格更新料はかかりません


4.上級クラス

🍀体調管理の薬膳 薬を使わずに不調を整えます

🍀テキストはオールカラーで90ページ以上

 135品目の食材について学びます

 

🍀食材の選出基準

 文部科学省日本食品成分表2020年版(八訂)掲載(202401時点で最新のもの)

 18食品群2478品目から体調管理の薬膳で活用できる135品目を選出しました

 

*目的

こどもの健康を築く食生活はどんな食事が良いのかを知ること

 

*結論

からだの症状に応じて食材を使い分けること

 

*学ぶこと

・それぞれの症状の特徴

・対応する食材

 

*カリキュラム*

1-1.風邪(寒さが強い)

1-2.風邪(熱がある)

2.イライラ・口内炎・ニキビ

3.ニキビが化膿したもの

4-1.便秘(積極的に通じさせる)

4-2.便秘(潤して解消する)

5.むくみ

6.寒気が強いとき

7.イライラした気を整える

8.瘀血を改善する

9.消化を促す

10.咳を止め呼吸を整える

11.疲れたとき

12.冷えを感じるとき 

13.貧血・不安感が強い・不眠・夢をよく見る 

          


4-1.上級クラステスト 

オンラインで実施します

資格認定証を発行します(PDF)

資格更新料はかかりません


5.理論クラス

🍀中医学について学びます

🍀認定講師を目指す方は必修です


5-1.理論クラス 試験

試験会場(JR浦和駅又はJR大宮駅周辺会議室)へお越しいただきます

試験に合格された方には資格認定証を発行します(PDF) 

資格更新料はかかりません


6.講師養成クラス

認定講師を目指す方は必修です

講師養成クラス修了後、認定講師としてご活躍いただけます。

認定講師証を発行します(PDF)

資格更新料はかかりません